決定ボタンを押す前に期限を確認しよう -SixTONES沼落ちから怒涛の一ヶ月-

みなさま初めまして、ごきげんよう、朱(しゅ)と申します。

 

前回のブログから約1か月。そのブログの締めに『次回、機会があれば沼落ちしてからの怒涛の1か月も書いてみたい。』としたためていた。

 

本当ならすぐにでも書きたかった。なぜならこれを書いている今でも着々とあの一ヶ月のことを忘れているから。あんなに自分の人生の中でもトップクラスに俊敏な動きを見せたというのに。人間の記憶力なんざ所詮そんなもんである。

 

 

閑話休題

 

 

きっかけは「追加公演」

 

私のオタク遍歴のうち、ライブに参戦したことがあるのは関ジャニ∞4回とBTS1回。どちらも東京ドーム。アリーナから天井席まで網羅し、どの席の良さも知っている。

だからこそ、SixTONESの追加公演がドームであると発表されたとき、その会場で彼らの音楽を浴びたい、という漠然とした願望が芽生えたのである。

 

しかし、関ジャニ∞のときもBTSのときも、友人がチケット争奪戦を勝ち抜き私の分まで確保してくれていたのである。今考えると4回も手に入れていたeighterの友人、凄い執念だったんだな...

 

今回自分で勝手に沼に落ちていったため、周囲にはSixTONESを同じ熱量で推している人間がいない。自らの手でドームの席をもぎとらなければならない。

 

 

 

「...っし、FC入るか。」

 

 

沼落ちから半月、人生初のFC入会。このときバイトの休憩中。商業施設のお手洗いの個室。

 

 

とても気分が高揚した。

 

 

私の兄が数年前に嵐のFCに入会していたため、定期的に会報が届いたりブログを読んでいるのを目にしてきた私。ついに、自分も会報でニヤついたりブログが読めるんだ。

入会後のマイページやトップページを一通り確認。

 

 

「...ブログどこ?」

 

 

勘違いと時すでに遅し。

 

ジャニーズFC初心者あるあるだと(勝手に)思っているのだが、FCに入会すればブログも読めると勘違いしていたのである。

 

必死に調べた。どうすれば私は彼らの文章を享受できるのか。このときまだお手洗いの個室である。早く出ろ。

 

 

メールの受信履歴を確認したところ、検索時間は約15分。長いようで長かった。

ようやくJohnny's webの存在にたどり着き、会員登録完了。アーカイブは一週間分だと兄から聞いていたのに実際は12日分くらいあった。思いがけない嬉しさ。

 

 

心がほくほくしていたがその余韻に浸っているわけにはいかない。

私には追加公演に応募するという特大ミッションがあるのだ。なんのために人生初の年会費を払ったと思っている。

 

ここでこれまでの人生を言った振り返る。

 

私は自覚しているだけでも10歳からオタクをしている。ジャンルは渡り歩けど、この10年以上オタクじゃなかった瞬間は一度もない。

しかし、FCに入ったことは一度もなかった。

 

『友人がチケット争奪戦を勝ち抜き私の分まで確保してくれていた』と前述したが、察しの良い人は私が入会していないことに気づいていただろう。

なんならこのサブスクリプション時代、何一つサブスク登録をしていない。YouTube musicユーザーだがこれは兄が家族の分支払っている。何故。

 

そんな私がFC入会を即決するほど、彼らの音楽には惹かれるものがあった。

 

 

さあ、申し込もうじゃないか。このときお手洗いから出てバイト先に戻るエスカレーターの途中。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「...応募、終わってるじゃん。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に涙が出そうだった。即刻退会してやろうかと思った。完全な八つ当たりである。

 

 

 

 

まあ、番組協力とか舞台とか、何かしらの応募とかできるし、いつかのライブに応募できるだろう*1しと何とか自分を宥めながらバイト先へ戻る道のりは、いつもよりちょっぴり長く感じた。

 

 

 

一ヶ月以上経って届いた会員証は、噂通りホストクラブのソレみたいであった。

 

 

怒涛の一ヶ月

 

とタイトルにも冒頭にも書いたが、正確には「怒涛にの30分間」である。引用の形を取るため原文ママにせざるを得なかった。なぜ一か月前の私はそう書いた。

 

入会から3ヶ月。今はFCよりもJohnny's webの恩恵を毎日享受している気がする。だって「星降る夜に出掛けよう」落ちた*2もん。「ビートルジュース」当たってほしい。

 

これを読んだ先輩ファンはぜひ「かわいそうな新規だ」と笑ってほしいし、未来のFC会員には同じ轍を踏まないよう反面教師にしてほしい。

*1:実は一般応募待ちしていたが、あまりにも落選した人の嘆きがTwitterで流れまくっていたためここでも軽く絶望した。

*2:『すべて落選』の文字を見たときに、如何に自力で当てることが難しいかを嫌というほど実感した。1公演くらい当たるもんだと思っていた。