「二度とジャニオタにはならないだろう」を覆したSixTONES ー空耳で沼落ちー

あーーー、ジャニオタたのしーーーーーーー!!!!!!

 

初めまして、朱(しゅ)と申します。

 

SixTONESに沼落ちして3ヶ月、あまりにも彼らへの推し愛が止まらず困惑の日々。

 

タイトルにもある通り、一度ジャニオタを(事実上)卒業している身であったのになぜ戻ってきたのか。

彼らのどこに、何に惹かれてしまったのか。

 

昨日(4/9)に新日曜ドラマ『だが、情熱はある。』がスタートし、

明日(4/11)にはSixTONESの9枚目シングル「ABARERO」をフラゲする。

この一瞬だけ心が落ち着くタイミングで、一度自分を冷静に見つめてみて、どうして沼落ちするに至ったのかをブログにしたためてみたい。

 

推し変遷

2008年~:嵐

2012年~:関ジャニ∞

2018年~:K-POP

2020年~:ゲーム実況者

2021年~:VTuber(にじさんじ)

2023年~:SixTONES

*1

 

ざっくりと書くとこうなる。

そう、2018年は最後にジャニオタを卒業していたのだ。

正確には卒業とまではいかないのだろうが、音楽を聴いたりバラエティーを観なくなっていった。

 

ではどうやってSixTONESにたどり着いたのか。

キーワードは「YouTube」と「空耳」である。

 

YouTube

2018年にK-POPアイドルにハマってからというもの、供給のプラットフォームは専らYouTubeである。それまで生粋のテレビっ子であった私はたちまち娯楽の場をリビングのテレビ前から自室に移し、毎日食い入るようにYouTubeのMVや自主コンテンツを見まくった。

 

2020年にはコロナ禍となり、何の気なしに開いたUNO動画*2をきっかけとしゲーム実況者にハマり、流れでVTuberまで辿り着いた。

ゲーム実況者もVTuberも、もちろんメインの活動場所はYouTube。この時すでにテレビから離れて早4年。将来1人暮らしをするようになってもテレビは要らないだろうな、など漠然と考えるようになるほどであった。

 

おすすめ機能

2022年の暮れ、11月頃ぐらいからだろうか。当時再生履歴も検索履歴もVTuberかゲーム実況かで埋め尽くされていた私のYouTubeが突如「Good Luck!」と「Party People」を勧め出した。

youtu.be

youtu.be

 

 

 

ん?????????

 

 

 

いや、知らん知らん。誰?あ、SixTONES。名前は知ってる。2020年に2組同時デビューしたグループね(当時ゼミの先輩がファンだったためなんとなく知っていた)。デビュー曲が渋いほうね。髙地くんがいるグループだ(「スクール革命」で昔から髙地優吾という存在のみ知っていた。)。やたらチャラいサムネだ。あら、こっちはスーツ。ほおん…。

 

 

 

 

とまあつまり、完全無視。

この頃聞いていたのはほとんどVTuberの推しによる歌ってみたかボカロ曲(!)だったため、ジャニーズの曲を出されても興味が湧かなかった。ちなみにジャニーズが曲をYouTube上に公開するようになったことに関しては、嵐のことがあったため違和感を感じることは無かった。要は、クリックする動機がなかったのだ。

 

 

そうして時は流れて2023年1月。

 

 

 

 

 

 

「まだ出てくるんか!!!!!!」

 

 

 

 

驚きを隠せなかった。

おすすめに上がってくる動画はせいぜい2か月もすればフェードアウトするもの。しかしYouTubeは謎に粘った。どんなアナリティクスが働いていたのか。知る由もない。

しかしここまでしつこいとさすがに気になる。髙地くんいるし、彼がどんな感じでアイドルをしているんか見てみようじゃないか。

同じクラスの奴がなんかテレビに映ったらしいぞ、くらいの軽い気持ち(なんならからかい)で「Party People」のサムネをタップした。それがもう戻れなくなる大沼への第一歩になるとはつゆ知らず。

 

「あの…以前どこかで…?」

髙地優吾のことは知っていた。2009年頃から私の家では毎週日曜日お昼に「スクール革命」を見ていたから。案の定チャラそうなMVに髙地くんがいる。なんか頑張ってチャラさ出している。可愛らしい。細くない?そんな細かったの髙地くん??

 

…ん?そういや出だしの彼知ってる。なんで?どこで見た?背高っ。その体格からそんなやわらかい声が出るの?

なんやこの金髪の彼、顔強い。美。綺麗だ。ちょっと小柄なのか?それとも出だしの彼との差が激しいだけ?

...あ、この人知らんな。でも顔が良い。塩顔だ。え、がなり出来るの?そんな今どき塩顔フェイスしておいて歌上手くない?声良っ。

お、ラップあるんだ。この声いいな曲調にあってる。てか一番曲にあっているな彼。そういえばあなたもどっかで見たことあるような。

あら?2番で髙地くんの前のパート歌っている彼知ってる。見たことある顔立ち…てか今どきジャニーズ(というか若い男性全体)の中でこんなにがっちりした骨格の人いるんだ。いいじゃん。声一番アイドルっぽいな。眉毛太いな。

 

6分の1すでに知っていて、6分の3(2分の1な)以前どこかでお会いしたことありますか状態だった。困惑。なんでこんなに既視感があるの?

 

気づいたら指は「Good Luck!」に触れていた。

 

空耳

曲を開いて最初に戸惑ったのは、ジャニーズのMVコメント欄に誰かが歌詞を書くという文化がないことである。私が今まで触れてきたジャンルのMVには大概誰かがコメント欄に歌詞を(「自分用」と記して)羅列しているか、公式がコメント欄か概要欄に記載してくれているものだった。

これが私の沼落ちをアシストすることになるなんて。

 

え、黒髪??????さっきの曲でも出だし務めていた人よね?黒髪前髪ありの法則*3はハーフな顔立ちの人にも通用するんだ...。

ラップの人だ。笑顔さわやかだな~。曲でこんなに印象変わるんださすがアイドル。

あ、金髪の人。顔力(かおぢから)強。んお急に背景変わるやんびっくり。

...ラップの人こんなにちゃんと歌上手いの??????声好きかもしれん。

来た来た来た髙地くんと骨格優勝の人!!!声の相性良いな。この二人が一番アイドルらしい声質な気がするね(何様)。

ちょ待って?あなたそんなに顔小さかったの???モデルやってる???「かっこ悪くてもいいんじゃない?」???何がだ!!!!!(八つ当たり)相変わらず声が良いな。

 

...一発撮り!?!?!?んでもって歌詞良くないか???

最強応援ソング過ぎ...歌詞見なくても歌詞が入ってくるなんて初めて...*4

間奏でなんかパーってやってる。可愛いね。相当仲良しなんだろうな楽しそう。こりゃファンは見てて楽しい楽曲だろうな。

 

 

ラップ良いな~ラップの声良いな~、声ならこの人が一番好きかm...

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほらどうか今を生きろ!!」

 

 

 

 

 

 

 

????????????????

 

 

 

 

 

この歌詞好き!!!!!!!!!!!!!!!え!!!!!!!!!この歌好きです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!はい!!!!!!優勝!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

もうお分かりの通り、歌詞を空耳したのだ。

正解は「ほら、Don't look back 今を生きろ」である。

 

言い訳をすると、歌詞のbackのkを発音しない歌い方の影響で「バッ」となり、破裂音聞き取りが苦手な私の耳にはDon't look back「どんるっばっ」が「どっぅっぁ」に聞こえ、神経を伝って脳みそで変換した結果が「ほらどうか今を生きろ」であった。

 

こんなにも重たい歌詞がこれまであっただろうか。

数年前に心が風邪を引き、今現在まで風邪を拗らせているのだが、そんなメンタルにあんなさわやかな笑顔で「どうか今を生きろ」がぶち込まれた。ちょっと泣いた。

 

 

これが沼落ちの瞬間である。

 

 

 

そこからはもう早い。おすすめしてくれた友人が引くほどに沼落ちから情報を集めきるまでの速度が速いことを自負している私は、その日のうちに全員の顔と名前、生年月日、あだ名、コンビ名、ギャガ―(またの名を太陽)、トマトカオス不憫ハマの番長元気100倍モリパンマンMC等々...基本情報から関係性、結成に至るまでの経緯やデビューまでの道のり、その後の活躍まで、大半の情報をかき集め、その重さでしっかりと頭の先まで沼に浸かることに成功した。

 

今回は沼落ちまでの経緯を書き連ねてみたが、こう見るとSixTONESにたどり着くのは運命、予め用意されていた道筋だったのではないだろうかと考えてしまう。

幼い頃からジャニーズには慣れ親しんでおり、プラットフォームがYouTubeに移り、耳が悪く空耳した結果現在の精神状態に沁みわたり、今に至る。

 

まさに「あの日の偶然の出会いから始まった」SixTONESオタクの「物語」である。

 

次回、機会があれば沼落ちしてからの怒涛の1か月も書いてみたい。1月中旬に落ちてからの1か月は自分の決断力と行動力がカンストしていた。ブログへのしたため甲斐があるだろう。

*1:重なっている時期は割愛

*2:

【4人実況】凶悪ダークドロー5!生まれ変わったUNO FLIP対決!! - YouTube

*3:私が推しアイドルに求めがちな髪型

*4:耳がそんなに良くないため音は聞こえても意味のある文章として入ってこないことがよくある。そのため初見で歌詞カード無しで歌詞が入ってくるのは異例だった